2003-05-21 第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
○参考人(石黒昌孝君) 確かに、輸入食品については農薬の問題、添加物の問題、病原菌の問題、カビ毒の問題とかいろいろあります。 これらはどうしてもチェックしない限り国民の健康に影響を与えるんじゃないかと思うんですね。ですから、一つはその基準ですね。基準についても厳しくする必要があるんじゃないかと思うんですよね。 例えば、小麦なんかについては、今クロルピリホスメチルというのが入ってくるんですが、これはまだ
○参考人(石黒昌孝君) 確かに、輸入食品については農薬の問題、添加物の問題、病原菌の問題、カビ毒の問題とかいろいろあります。 これらはどうしてもチェックしない限り国民の健康に影響を与えるんじゃないかと思うんですね。ですから、一つはその基準ですね。基準についても厳しくする必要があるんじゃないかと思うんですよね。 例えば、小麦なんかについては、今クロルピリホスメチルというのが入ってくるんですが、これはまだ
○参考人(石黒昌孝君) 食品衛生法がこういうふうに改正されて、案ができてきたということは、やっぱり生協で一千万人署名などをやったり、やっぱり国民の安全を求める署名運動とか、そういうのが生きてきたんではないかというふうに思います。 確かに、神山さんがおっしゃったように、意見申出という内容については、あらゆることについて安全に関しては意見が申し出られるようにして、そして国民の健康を守るということが重要
○参考人(石黒昌孝君) 憲法十三条、二十五条の規定からして、国民は安全な食生活を営む権利がありますし、国はそれを保障する義務があるというふうに考えます。そういう点でどうかといいますと、今の状況というのは、そういう点では、国民の権利という点ではまだ弱いんではないかというふうに思います。 ここで、やはり食品の安全を守るには、生産者、消費者の権利というものが守られて、そういう共同と信頼がつながれるようにしていくということが
○石黒参考人 先ほども申し上げましたように、ポストハーベストの入ったものというのは、国民は必要としていない。別にポストハーベストをしなくても持ってこようと思えば持ってこられるわけでありまして、それをやればいいわけでありまして、国は断固としてポストハーベストをするな、もしどうしてもポストハーベストしたものを入れるんであれば、ポストハーベストしましたと、この食品に表示すべきじゃないか、そういうふうに思うわけですね
○石黒参考人 石黒と申します。 私は、長い間税関で勤務しておりまして、輸入食品の検査あるいは分析、こういうような仕事を担当してまいりまして、また今、国民の食糧と安全を守る、こういう立場でいろいろかかわっておりますので、そういう角度からお話を申し上げたいと思います。 食品衛生法の今回の改正につきましては基本的には反対という立場から、御意見を申し上げたいと思います。 今回の食品衛生法の改正のねらいと